Tomcat5.5/IIS6.0

Windows Server 2003 の IIS6.0 へ Tomcat 5.5 をプラグさせる方法。
こんなんやるやつぁ伊達か酔狂だけど一応メモ。


つっても最近はとても簡単。「こいつ」は複雑。


1.IISをインストール
サーバーの構成ウィザードからアプリケーションサーバーを構成する。


2.JREをインストール
「ここ」からJREをダウンロードしてインストール。
・今回使ったのは jre-1_5_0_07-windows-i586-p.exe


3.Tomcatをインストール「ここ」からTomcat5.5をダウンロードしてインストール。
Windows Excutableを選択しない理由無し。
・今回使ったのは apache-tomcat-5.5.17.exe
・インストールは Custom で、当然 Service にチェックをつける


4.Tomcat Connectorsをインストール
「ここ」か、なんなら「ここ」から辿ってダウンロードしてインストール。
MSIファイルを選択しない理由無し。
・今回使ったのは isapi_redirect.msi(JK 1.2 Binary Releases)


5.Webサービス拡張にjakartaを追加
管理ツールのIISマネージャを開いてWebサービス拡張の画面で新しいWebサービス拡張を追加。
・拡張名は jakarta がよろしい
・必要なファイルに C:\Program Files\Apache Software Foundation\Jakarta Isapi Redirector\bin\isapi_redirect.dll を追加する
・拡張の状態を許可に設定する


6.規定の Web サイトを再起動
多分ここまででもう tomcat にポート 80 でアクセスできる状態。手順の再検証してないけど。
example をインストールしているのであれば http://localhost/jsp-examples/ でアクセス可能。


(オプション)規定のWebサイト以外に Tomcat をプラグさせるための追加手順

O1.ISAPIフィルタを追加する
サイトのプロパティを開いてISAPIフィルタに以下を追加。
・フィルタ名はjakartaがよろしい
・実行可能ファイルは C:\Program Files\Apache Software Foundation\Jakarta Isapi Redirector\bin\isapi_redirect.dll


O2.jakarta仮想ディレクトリを追加する
サイトに仮想ディレクトリを追加する。
エイリアス名は jakarta
・パスは C:\Program Files\Apache Software Foundation\Jakarta Isapi Redirector\bin
・読み取りと ISAPI〜を実行するにチェック


とはいえ結局「ここら辺」とか読みながらこの後ワーカとかマッピングの設定は必要になる。


上のページにある最小限のJNIの設定は試してみたいかも。今度暇になったらやってみよう。
しかし今回一番の衝撃は IIS6.0 Tomcat5.5 でググると一番多く引っかかるリソースが中国語なあたり。中国人Windows嫌いなんじゃなかったのか。
(追記)わかった、IISと6.0の間にスペースを入れずに検索かけるとアジア語圏のページがhitするのか。なんかそんな話こないだの週刊ASCIIでも読んだような。