Software Design 2010年12月号

そういえば仮想化大全を読むつもりだったということを今思い出したが、本屋に行ったら出ていたので購入して帰りの喫茶店で読了。


●特集1:ITエンジニア生き残りの条件
サブタイトル「ITの10年後よりもボクらの3年後」とか、どっかのSPA!か、といったテイスト。40歳前後を薄ら寒い気分にさせるには十分な内容だと思うけど、自分にはまだもう少し先の話。
結局、勉強して資格を取っておけよという結論なのね。


●特集2:iOS 4 アプリ"真"手法
相変わらずObjective-cの宇宙語みたいな構文が良くわかんねーなと。
何気にiOSマルチタスク対応最近だったのか。意外。


●特集3:Linuxブートシステム完全理解
いまさらBIOS->GRUB->SysVinitの解説とか誰が嬉しいのか、みたいな。
3章はためになった。RHEL 6ではdracutとかいう奴なのか、うーん・・


●その他
PostgreSQL 9.0の話題は、最近ちょくちょく聞くなぁ・・非同期レプリケーションに対応したとか言うけど、どのぐらい安心に使えるものなのか良くわからない。同期レプリケーションの開発が9.1に向けて進んでいるそうだけど。
データベース技術の羅針盤は1回目も読んだし今回も読んだ。まだ基礎的なところの議論だけども、そうなんだ、と得るものが1つか2つはある。B+Treeインデクスは聞いたことあるけどいままで知識として定着しておらず、ハッシュと比べてレンジ検索が出来るのが特徴というのは、正直今まで知らなかった。
近未来インターネット技術妄想論は、今回一番の収穫かも、使える薀蓄満載。