コンサルティングの基本

別に職業コンサルタントを目指すとかそういうのはないのだけど、最近MECEがどうのとか、コンサルティング手法的なやり方の説明をする本に当たる事が妙に増えてきた気がするので、元ネタに近い情報をあたろうと探して、どうやらコンサル業ではバイブル的本であるらしい本書をAmazonで1ヶ月ぐらい前に購入、後積読だったのを今日ようやく読んだ。


思いの他、明日からでも使えそうと思う方法論が詰まっていて良書だった。ロングテールでのマーケティングが従来のマーケティングとどう違うのかというのを顧客セグメンテーションという方法で説明している部分は「ああ、そういうことか」と思うものでちょっと感動した。
個人的な類型でいえば、以前読んだ「SEの基本」なる本と構成がすごく良く似ていたって言うか、出版社が同じで同じシリーズの本なのか。そりゃ似てるわ。今気が付いた。良いシリーズだなー。


ITコンサルタントとSEは何が違うのかと触れた節で、違いをプログラムを書くか書かないかで定義しているあたりを読むと、これってSEとプログラマーの違いに拘って説明するSEと何が違うの?見たいな錯覚に陥って笑えた。実際のところ単価以外の違いはあまり無いしな。


『ロジカル・シンキング』という本を、参考せよとしてそれぞれ違う本で今までに4回ぐらい目にしたけどいい加減次はこれを読むべきか。